しかし、初車検が終わった今年からいろいろ弄っていこうと思い、まずは購入当時から不満であったロービームの明るさを改善すべく、HIDを購入して自分で付け替えようと思いました。
昼間に撮ったので暗さが伝わっていないかも・・・ |
Fazer8のヘッドライトは乗る側から見て左がLo(バルブH7)、右がHi(バルブH4)となり、Loの場合片側点灯になります。
両方ともハロゲン55Wとなっていますが、片側点灯のためどうしても暗く感じてしまいます。
今回はLoのみHID化するため、sphereのHIDキット(H7バルブ)を購入しました。
http://www.sphere-light.com/product/SHBAD
本家で買うと送料やらで余計な金がかかりますが、↓の楽天で購入したので、11000円ほどで済みました。
http://item.rakuten.co.jp/powerweb-19/spherelight000274
買って開けた直後。 |
http://www.sphere-light.com/galleries/g000000310
取り付け方法もサイトに載っているので取り付け方法をこちらで載せるするのも微妙な話ですが、写真も撮ったので軽く説明しようと思います。
1.バナーについているケーブル2本と車両→バラストに接続するケーブル2本を束ねたラバーをカッターで少し切って、車両→バラストに接続するケーブル2本だけラバーから取り外す。
※ここでケーブル2本をラバーから取り外さないと取り付けができません。
↑カッターで切ってケーブルを引っ張ると
↓のようにバラせます。
2.Fazer8の左側の黒いカバーを車両についている六角レンチで取り外す。
この4か所に加えてメーターパネルの上にもあります。 |
カバーを外すとヘッドライトの雨除けカバーが見えます。 |
赤色の○がヘッドライトの電源ソケットで、黄色の○が雨除けカバー。どちらも引っ張ると外れます。 |
4.バルブを固定している金具をいじってバルブを取り外す。
真ん中に見える金具を押しながら右に振ると外れます。 |
外したヘッドライトバルブ。 |
5.バルブを取り付ける前にバラストと電源ソケットを取り付ける。
バイクのHID取り付けで一番困るのはバラストの収納場所だと思いますが、その点ではFazer8は余裕のスペースがあるので簡単に固定できます。 |
電源ソケットからバラストへ繋がるケーブルの取り付け。このままだと雨や振動に弱いので、この後ガムテープで固定しました。 |
空焚きをしている様子。空焚きをする際には必ず周りに溶けやすいものがないか確認してください。 |
※実は僕は、間違って先にバルブを取り付けてしまい、そのままバラストと電源ソケットをつけて試運転してしまいました。
試運転直後に空焚きのし忘れに気が付きすぐに取り外しましたが、ヘッドライトの上にかすかに白いものがついてしまいました。
ついてしまっては手遅れなので、取り付けする際には必ずバルブを固定する前に空焼きをしてから取り付けするようにしてください。
バルブの上側をよく見てください。薄いもやがかかっている部分がそれです。 |
7.(4と逆の手順で)ヘッドライトバルブを取り付ける。
逆の手順なので写真はありません。
8.丸いラバーを思いっきりバルブ側に寄せて雨除けカバーを取り付ける。
こんな感じでラバーと雨除けカバーがぴったり合い、防水性が上がった(気になります)。 |
9.(2と逆の手順で)カウルカバーを取り付ける。
逆の手j(略)
そんな感じで、これでやっと取り付けができました。
初めて一人で弄ってみましたが、その割にあっさりとできました。
後は夜になるのを待つだけです。
~~取り付け方法は以上で終わりで、ここから先は蛇足です。~~
・・・・その日の夜・・・・
HIDにして初めての走行、ワクワク。
スイッチON!
うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!
明るいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!
夜中0時前でしたがあまりの明るさにテンションは最高潮に。
「これがHIDの明るさか」と。
しかし走行していると道行く車からパッシングを受けまくることに。
なにかがおかしい。
よく見ると自分のヘッドライトで相手の顔をもろに照らしてしまっている・・・。
どうやら光軸調整が全くなっていなかったようだ。
さっそく近くの空き地で調整するも、暗くてうまくいかない。
その日は断念して、時間の空いた翌週の夕方にバイクで知り合いのTと一緒に走った後光軸調整の場所を調べると、↓の画像の黄色の部分で調節ができることが判明。
(ちなみにTの後ろを走るとTは「眩しすぎる。嫌がらせレベル。」と言われる始末。HID55Wの威力が悪い方向で発揮してしまっているので、車の迷惑にならないように距離を置いて走りました。)
この黄色い部分が光軸調整部分。レンチを使って時計回りへ回せば↓、反時計回りへ回せば↑へ調節できます。 |
ビフォー |
アフター |
ここまで下にずらしてみると、パッシングは受けることはなくなりましたが、下げすぎて逆に危なくなったので今は少しだけ上げています。
光量不足を感じていたのが、光量に悩まされることに。
恐るべし、HID(55W)。